オリゴ糖は便秘に効くのか?


Question

オリゴ糖は本当に便秘に効果があるのでしょうか?

Answer

オリゴ糖そのものは便秘に効果はありません。

オリゴ糖が腸内に届いたときにビフィズス菌の餌になるのです。

その結果として腸が活性化して、便秘対策になるということです。

解説

オリゴ糖の働き

オリゴ糖は胃酸や消化酵素に強い糖分なので腸まで届きます。

腸内にいるビフィズス菌の栄養になるので、ビフィズス菌が増殖し、悪玉菌を駆逐します。

その結果、腸内環境の改善になります。

ヨーグルトや、納豆などの発酵食品、大豆類などにオリゴ糖は多く含まれています。

オリゴ糖が助けるビフィズス菌とは

ビフィズス菌とは私たちの腸の中に存在します。

腸の中には1000兆個もの細菌が存在しているといわれており、大きく分けると、善玉菌、日和見菌、悪玉菌にわかれています。

善玉菌の中のビフィズス菌を乳酸菌がサポートする形で、腸の中から悪玉菌を減らしています。

ビフィズス菌は私たちの健康のカギを握る、とても重要な役割を持っているのです。

ビフィズス菌は出産時に母親から子供へ受け継がれます。

しかし、加齢やストレス、食生活などの様々な要因でその数を減らしてしまいます。

そのため、食事とともに意識的に体内に補充することが大切なのです。