便秘の予防は
食生活の改善が基本になります。
食生活の改善とともに、便秘の予防に効果があるのが運動です。
腸の動きを促進させるために、特に腹筋を意識した軽めの運動を日常に取り入れましょう。
食生活の改善
食事のリズムを整える
朝昼晩の3食をしっかり取り、特に朝食を抜かないことが大切です。
食物繊維や水分を
食物繊維は腸のぜん動運動を高め、便を排出しやすくします。
穀物、いも類や豆類、ヒジキ、寒天、果物など食物繊維を多く含む食品を十分にとるようにしましょう。
水分が不足すると便が固くなって移動がしにくくなります。
水分を含んだ便は、便の容積が増して腸に刺激を与え、便意を起こしてくれます。
特に朝、一杯の水か牛乳を飲むことを習慣づけるといいでしょう。
バランスのとれた食生活を
ダイエットで極端に食事量を減らすと食物繊維や水分も不足してしまいます。
脂肪分も減らしすぎると、便の滑りが悪くなってしまいます。
排泄のリズムが崩れると、美容と健康に悪い影響を及ぼします。
バランスのとれた食生活を心がけましょう。
腸内環境を整える食品
乳酸菌を含むヨーグルトや納豆などの発酵食品、オリゴ糖などは腸内環境を整え、便秘を改善してくれます。
日常の食事に進んで取り入れるようにしましょう。
運動
食生活の改善とともに、軽めの運動も便秘を予防する効果があります。
女性や子供・年配者の便秘の原因の多くが、腹筋などの腸周りの筋力が弱いためといわれています。
腹筋や有酸素運動などのエクササイズ、1日3分程度の簡単な体操や、サイクリング、ワーキングなどの軽い運動で十分です。
日常的に軽めの運動をすることで便秘を予防することができます。